スピリチュアル専門マインドコーチの安達庸子です。
今年はそんな、スピリチュアルのビジネスを始めたい、もしくは始めてみたけど稼げない人へ
ちゃんと生涯の仕事にしていくための方法を書いていきたいと思っています。
基本的には、
スピリチュアルであろうが、別業種であろうが、
おひとりさまビジネスの場合は同じことなんですが、
世間からどう見られているかという点で、
少し違ってくることもあります。
今日はそんな、稼げないスピリチュアル系のビジネスをしている人が
ついやってしまっている大きな間違いについて、書いてみました。
目的を達成してこその報酬
スピリチュアルの分野ではなくても、
カウンセラー、セラピストであれ、
また、私が長くしてきたデザイナーという仕事であれ、
目の前のお客様の悩み、要望を叶えてあげることで、対価としての報酬、お金を頂きます。
お金を払ってでも行きたい目的地があるかどうか、ということでもあります。
これが、大前提なわけですが、
稼げない人というのは、なぜか自分のできることを押し付けようとしてしまいます。
例えば、
私がしてきたデザインの仕事の場合、
集客目的のチラシであれば、
どんな内容が必要なのか、
きちんとクライアント様から資料、情報をもらって構成します。
にもかかわらず、
内容関係なく、自分が表現したいデザインをして、
下にロゴマークだけ入れるとか、
「これ何の広告？」と思う様なものだったらどうでしょうか？
大手であれば、
名のあるデザイナーであれば、
そんな奇をてらった表現も喜ばれるかもしれません。
でも、一般のお店であれば、
何のお店なのか、何を売ってるのか、
どこにあるのかなど、
絶対必要な情報が必ずあります。
何のための広告なのか、
目的がちゃんとあります。
それをどう見てもらいやすく、
手に取ってもらえるデザインにするかが、
デザイナーの腕になってきます。
稼げないスピ系の人は伝え方が間違っている
では、スピリチュアル系だとどうでしょうか。
霊媒や占い、以前私が受けた人は、
過去世や、前世が見えて、
その因縁を取ってくれるという人でした。
私もそうだった様に、
ただ因縁を取って欲しい、ということが目的ではありません。
因縁を取ったことで、
何か止まっていること、問題が解決できるだろうと期待をして、
因縁を取ってもらうことをお願いするわけです。
「こんな人が出てきましたよ」
「どこそこでの人生が今に影響していますね」
そういう感じでした。
自分の魂のルーツについて、
興味があって知りたかっただけなら、
「そうなんですね！」
と終わったかもしれません。
でも、その時
経済的に苦しいことを助けて欲しかったわけです。
そのことに関して、
何がどうお金の流れを止めているのか、
何が悪くて、何が良いのか、
「見える人」に教えてほしかったわけです。
でも、そういった欲しい答えはありませんでした。
「蛇が出てきたので退治しましたよ」
「これで過去からの因縁は解けたはずです」
と言われても、
「で、どうなの？」と不安に思ったわけです。
これは、スキルや能力ではなく、
お客様のためを思っているかどうか、
その意識の違いで、
伝え方が全く変わってくるわけなんですね。
自分の能力や、スキルを伝えたいのか、
お客様の悩みをどう解決してあげようと思っているのか、
それで全く、言葉が変わってきます。
その当時は、それが分からずに、
その後も経済的に解決するわけでもなかったので、
「その因縁って守護神様を追い払ってしまったりしてない？！」
と不信感も生まれました。
では、例えばその場合は、
どう伝えたらいいと思いますか？
例えば、こんな感じだとどうでしょうか。
『あなた達の経済的な問題を引き起こしているのは、前世で怨みを持っていたヘビがいたからです。
そのヘビが、仕事をうまくいかない様に
何度も邪魔をしてきた様子が見えました。
あなた達ではなく、
過去世の人が怨みを買う様なことをしたからなので、それについて、現在まで引きずる必要がないことをきちんと伝えて、離れてもらいました。』
そう言われたら、
すごくスッキリしますし、安心出来ますよね。
もうこれから不可解な邪魔をされることはなくなるだろうと安心しますよね。
その安心が、何より欲しかったわけです。
自分たちが悪いのではなかった、
あとは頑張ろうと、思えるかどうかで、
その後の結果は、火を見るより明らかですよね。
しかもそれだと、
その霊媒師への信頼も生まれているので、
また次に気になることがあったら、聞きたいと思うでしょう。
そうやって、信頼されないことには
リピーターにはなりません。
リピーターがまた、口コミで人を連れてくるから、
リアル集客だけでも、ビジネスとして続けていけるわけです。
誰のためかで伝え方が変わる
伝え方が違うだけで、
この霊媒師が、行なった内容は同じです。
お客様のことを本当に思っているかどうかで、
ここまで伝え方は変わってくるわけです。
デザインを頼まれる時は、
お客様の要望を気にしますよね。
美容師も、勝手にショートヘアにしたりしませんよね。
お客様が、どんな感じにしたいかを聞いた上で、
ショートヘアを提案して、納得すれば
10センチ切ることも、刈り上げすることもあるでしょう。
お任せとなるのは、
余程信頼関係ができていて、
今までのお客様の好みや似合うヘアスタイルが分かっているからでしょう。
スピリチュアルも、
お客様の悩みを解決したり、
望む状態を実現するための１つのツールです。
その大前提を見失って、
目的地をはっきりさせずに商品を提供してしまっても、
お客様は満足してくれることはないでしょう。
目的とすることをしっかり設定して、
どうやって連れていくかは、様々な方法があると思います。
目の前の相手は、
何かあなたに解決してもらえるだろうと
期待してお金を払おうとしているわけです。
技術や能力を見たいだけというのは、
すでに十分稼げる様になっていて、
ファンができてからは、あり得ることです。
バシャールが何を語るのか、
実際に自分の目で見てみたい、
と思って申し込むかもしれません。
でも、そんな時でも
自分のある悩みを解決してもらえるのではと、
期待して行くわけです。
自分の技術を見せることではなくて、
自分の能力を信じてもらえるかなんてどうでも良くて、
大前提として、
目の前の人をどうすれば幸せにできるのか、
安心してもらえるのか、
人生を楽しく生きていこうと思ってもらえるのか、
その人の悩みや願いをしっかりと、目的地として設定することをしてください。
そして、その目的地に行けることを伝えてください。
スピリチュアル系の人で稼げないのは、
自分がどう思われるか、
そればかり心配しているからです。
信じてもらえるだろうか、
嫌がられないだろうか、
怒られたりしないだろうか、
自分がどう思われるか、
失敗しないだろうかと思っているうちは、
ビジネスにするのは時期尚早です。
まずは、目の前のひとりを幸せにすることで、
目的地に連れていくことで
初めて対価としてのお金を頂いてください。
スピリチュアルでも、
ちゃんと仕事として長くやっている人は、
その能力や技術よりも、
常にお客様に寄り添って、
思いを汲み取ってあげて、
信頼されているからこそ、ビジネスが成り立っています。
そういう信頼を積み上げていくことで、
ビジネスとして長く続けていくことができるんですね。
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一番いいのは、
買ってくれないお客様に、理由を聞くことです。
なぜ、必要じゃないと判断されたのか
教えてもらえますか？
何がどうであれば、買おうと思いますか？
それを聞くことで、
その時は買ってもらえなくても、次の人につなげることができます。
自分のことは、自分では一番見えないので、
買ってもらえなかった理由を
自分の価値観で想像するのは、一番無駄なことですよ。
聞けなかった時は、
この人はいらないと判断したんだ、それだけでいいんです。
何が悪かったのか、
特に高いからだろうかとか、
自分の価値観で改善しようとしないでくださいね。
今日は、稼げないスピリチュアル系の人が
ついやってしまっていることを書いてみました。
ちゃんと、どんなビジネスでも目的地を設定して
そこに向かってくださいね。
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