こんにちは、
スピリチュアル専門マインドコーチ®の
安達庸子です。
スピリチュアルの仕事をしているけども
なかなか稼げていない人へ
稼ぐためマインドセットと
ビジネスの本質をお伝えしています。
あなたは、困ったちゃんに困っていませんか？
スピリチュアルの仕事は、
カウンセリングだったり、
ヒーリング、セラピーなど、
心を傷めている人が来ることも多いと思います。
そういった人を癒やしてあげたい、
助けてあげたいと思って、
やっているのだと思います。
でも、時々相談されるのが、
そんなネガティブな波動のお客さまに当たった日は
自分も落ち込んで、辛くなってしまうということでした。
でも、私はなぜかあまりそういった人に当たりません。
実際にそういう引き寄せなのか、
捉え方なのか、
答えは両方です。
今日は、困ったお客さまに来られない方法をお伝えしますね。
困っているのは誰なのか
いつものおさらいですが、
ビジネスとは、価値を提供して
それを受け取ってもらった方から
対価としてお金をいただきます。
さて、スピリチュアルといった
形のない商品の場合、
価値とはどのようなものでしょうか。
将来に不安を抱えている、
彼氏彼女ができない、結婚できない、
職場の人間関係が辛い、
体の不調など、
スピリチュアルでお客さまとしてこられるのは、
こういった悩みの方も多いと思います。
そういった人の
悩みを解決できたり、
願いを叶えられたりすることで、
相手は価値を受け取ります。
ただ、同じセッション、同じ解決策を与えても
受け取れる人と、受け取れない人がいます。
なので、一概にセッションの価値が
高い低いという結論にはならないわけです。
すべて、お客さまの満足度にかかっています。
そして、
そのためにカウンセラー、セラピストといった
セッションをしている人が、
どのぐらいお客さまの悩みや願いを
汲み取ってあげられるか、
なんですね。
スピリチュアルでは、
全てが最善の方向へ向かっていると考えるので、
どんな結果であろうと、
必要なことでしかないのです。
それをいかに相手に理解させることができるか、
ですが、
状況がネガティブであればあるほど、
「だって」「でも」と受け取れません。
多くの原因としては、
そのネガティブな状態を本人が望んでいるということです。
何か、本人も気づかないメリットがあるので、
その状態から抜けたくないわけです。
なので、
「だって」「でも」と、抵抗するわけです。
女性で多いのは、
ただ聞いて欲しい、愚痴を言いたいなどの
承認欲求だったりします。
子供の時に、
体調が悪かったり、怪我をしたり、
何か問題があったら、
親が優しくしてくれたという記憶があったりします。
熱を出すと、
美味しいものが食べれたりといったことは、
本人は無自覚でも、
心の底で、潜在意識は望んでいたりするのです。
そういった、
相手の悩みの根本原因を探ってあげることが大切ですが、
何を言っても受け取れない相手に
カウンセラー側が困ってしまう場合があるんですね。
相談にきた本人は、
「困った状態」
「問題がある状態」
に、何か潜在的なメリットがあるので、抜けたいとは思っていません。
それに気づかないカウンセラーやセラピストは、
自身が困ってしまって、
自分には解決できない、と思ってしまいます。
価値を提供する側が
困ってしまっては、ビジネスは成り立ちません。
なぜ、そんなことになると思いますか？
誰のために提供しているのか
お客様のためを思ってやっているのに、
受け取ってもらえない、
これは、
スピリチュアルビジネスに限ったことではありません。
デザイナーになりたてだった頃の私は、
自分のデザインに自信がなくて、
「これ、どう思われるかな」
といったことばかり、気にしていました。
でも、基本的には自分のデザインに自信があったので
フリーになって仕事にしたんですね。
そのときには、
デザインにはBESTが存在するけども、
相手の好みや予算によって、
BETTERな結果になってしまうと思っていました。
「誰のための、何の用途なのか」
という条件の元、最高のデザインを作ってきたつもりでした。
でも、ビジネスの本質を学んだ今は、
その時の大きな間違いに気づいています。
誰のためか、ということです。
私は常に、エンドユーザーにとってしか考えていなかったのですね。
それは、それで正義感のかたまりなので、
実際に使う人にとって最善であるデザインを提供しようとしていました。
しかし、お金を出すのは発注者なのです。
誰のために、というのは、
この場合は、その発注してくれている人のために、
ということが、当時の私になすっぽり抜けていたんですね。
私はアーティストではないのに、
私自身が創作していくことを望まれていたわけでもないのに、
お客様は誰なのか、
それを間違っていたので、なかなか満足してもらえませんでした。
スピリチュアルビジネスでも、
同じなのです。
良かれと思ってやっているということは、
往々にして「誰のためなのか」見落としがちになります。
スピリチュアル的にも、
状況的にも、常識的にも、良いと思われることでも、
お客様自身が望んでいない場合があるのです。
お客様が本当に望んでいることに
気が付けないと、
カウンセラー側が困ってしまうということに陥りますが、
それは、カウンセラーが自分自身を分かってもらいたいという思いが、
お客さまに反映してしまっています。
お客様自身が、本当は分かって欲しいと
思っているだけなのです。
お客さまを信頼するとは
私はスピリチュアルビジネスには、
３つの信頼が必要だということを何度も書いてきています。
１つ目は、自分に対する信頼、
２つ目は、自分の技術、業界への信頼です。
このふたつは、
自分が自分のやっているスピリチュアルビジネスに対して、
どれだけの信頼と情熱を
持っているかということでもあります。
あなた自身が、
自分の行うセッションに自信をもっていなければ、
お客さまが受け取れるわけはないですよね。
「まだ初心者だから」だったり
「勉強中です」と言ってしまったら、
お客様も、本気では受け取りません。
逆にお客様のほうが、評論家になったり、
批判的にあなたのセッション能力を
判断したりしようとするかもしれません。
「なかなか当たってるけど、そうとも言えない」
そんな風に言われるのは、
あなたの自分への信頼がないことが、
相手に写っているとも言えます。
自分の受け取った宇宙からのメッセージや
自分の能力などを信じていないということなのです。
なので、まず基本的には
自分自身と、自分のやっているセッションについて
絶対的で、根拠のない自信が必要です。
そして、困ったお客さまが来てしまうという人は、
３つ目の信頼が欠けています。
それは、お客さまを信じるということなんですね。
あなたに助けて欲しいと思ってくれたわけです。
あなたのことを信頼して、お金を払ってくれたわけです。
そんな人をあなたが信頼できなければ、
「困った状態」になってしまっても仕方ありません。
価値を提供するカウンセラー、セラピスト自身が
相手が価値を受け取れるということを
信じることができているかどうかです。
セッションの価値を受け取ろうが受け取れまいが、
結果的に絶対にこの人は最善の方向へ行くことできる、
「大丈夫だ」
と、相手を信頼できるかどうかです。
その前提の上で、
セッションをしないことには、
それこそ、引き寄せ力の強いヒーラーなどが
「この人は、そうは言っても無理だろう」と思いながらやってしまうと、
その結果しか引き寄せられないということになります。
「私に出会えて、良かったですね」
と言ってあげられるかどうかでもあります。
それも、自意識過剰という意味ではなく、
「他の誰かが、あなたを責めたり、怒ったりしたとしても、
私はあなたを信頼していますよ」
という意味です。
「私は、あなたの未来を信じているので、
後は、あなたが自分の未来を信じるだけのことですよ」
という意味でもあります。
目の前のお客さまも、
最善の方向へ向かっているのだと
信じてあげることができたら、
何も困ることはなくなります。
信じることができないので、
困ってしまうわけです。
「大丈夫」
その言葉を、
自分にもお客さまにも言えるようになったら、
それこそ「困ったお客さま」は、
いなくなりますから。
どうでしょうか。
あなたは、困ったお客さまに困らされていませんか？
それは、あなた自身の考え方
お客さまとの向き合い方で解決します。
誰のためなのかを間違わない、
そして、自分と自分の技術と、相手を信頼することで、
お客さまとの関係は、ガラリと変わるでしょう。
ぜひ、お客さまを信頼することで
お客さまからの満足度をあげて、
そして、
あなたの商品価値を上げていってくださいね。
今日は、困ったちゃんにありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.750
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