今回、共通点の多い漫画、アニメを見る機会がありました。
それは「地球へ」と「ドラゴンボール 超」
どちらも超能力者の戦いでした。
超能力とは
竹宮恵子さんの地球へは、アニメになる前の漫画のときに多分読んでいました。
萩尾望都さんが好きだったので、よく比較されていた頃ですね。
すっかり内容は忘れていたので楽しめました(*^_^*)
ドラゴンボールは初体験なので、夫に要点を教えてもらいながらでした。
番外編的な劇場版で、内容も完結してるので、面白かったです。
同じ様な髪型のエスパーの話、超人ロックはまだ手元に漫画も持っています(≧∇≦)
そういう意味では、悟空とソルジャー・ブルーの髪型もとんがってて共通項ありますね!
それにしても、地球へは、あんなに戦いの物語だったんですね〜
ドラゴンボールの感想としては、ギャーーーとか、ドリャーーーーみたいな、ずっと叫んでる映画?みたいな(≧∇≦)
どちらも超能力者が戦うというストーリー、
空を飛んだり、
時空を超えたり、
見えないものが見えたり、
物理的ではない破壊力があったり、
そんな人間の力を超えた「超能力」と一般的には言われるものを使っての戦いでした。
人が実際には使えないはずの能力、それが物語になっているというのは、
つじつま合わせとして、未来のストーリーだということになっていますが、
そもそも、そんなことが考えつくということは、
遠い過去か、遠い未来で、経験してきた人がいるということなのだと思うのです。
まさしく、SFの世界、広い意味でのスピリチュアルな世界を表現しているんですね。
戦いの歴史
そして、人は戦いの歴史を持っています。
いつの時代も、自分の正義のために、戦い続けているんですよね。
もちろん、敵も自分の正義のために戦っています。
私が萩尾望都が好きだったのは、その戦いの無くなった世界を描いている作品が多かったからです。
言葉によるコミュニケーション、相手の尊重、多様性を認める文化、
そんな未来を見ていたかったからです。
でも、結局は何が正しいのか、どうすればいいのか、
やってみないことには分からなくて、
破壊と再生を繰り返している、それも歴史なんですね。
たまに、自分が前世で人を殺していたということでショックを受ける人がいますが、
すべての人に似たような経験の過去世があることは否めません。
人類の歴史は戦争の歴史でもありますから。
融合と破壊
どちらの物語でも、どんな他の状況でも、初めは話し合いをしようとしています。
一応、という前置きが必要な感じで、それぞれの正義についての説明がされようとするのですが、
なぜなんでしょう、途中で相手の話が聞けなくなるのは。
「もういい!」みたいな瞬間が、どんなときにもあるような気がしました。
そこで投げ出すのかよ、
もう諦めるのかよ、
なぜ、とことん話し合いをして、終着点を決めないのか、
なぜ、最後はどちらが正しいのか、相手をねじ伏せようとするのか、
自分は自分、相手は相手、という結論にならないのか、
私は物語を見終わったあと、悲しい、虚しい気持ちになります。
しばらくグルグル考えています。
もちろん、エンターテイメントですから、考えても仕方ないのですけどね。
双方が丸く収まる解決策があればいいでしょう。
でも、絶対に譲れないところが出てきたときに、
なぜ突然、相手を悪者にするのか、
なぜ、優劣を決める必要があるのか、
なぜ、戦う必要があるのか、
まあ、どっちでもいいやん(なぜ大阪弁(笑
そういう優しい平和的な終わり方を選んで欲しいなぁと思ってしまうのです。
なぜ、融合されなければ、決裂、破壊、という極端な終わり方になってしまうのかと。
戦いの記憶を癒やす
私の過去世の記憶の中にも、たくさんの戦いのシーンがあります。
うわ、え?!
と想像できてしまうような残酷なシーンは、おそらくいつかの過去世で経験してきたことです。
そして、その後の悲しみの感情、
辛い、苦しいよりも、強く感じるのは、虚しさや、寂しさです。
この感情は私だけのものではなくて、潜在意識でつながっている私の魂のグループ全ての人が持つ感情です。
なのできっと、物語の終わりに同じ様な感情になる人がいるでしょう。
そして、
「もう、戦いはやめよう」
そういう思いの人が増えてきているからこそ、世界から戦いは減ってきているのだと思うのです。
それでも、相手が許せず、もう一度戦って相手を倒したい、
そう思って生まれてくる魂も多いので、まだまだ世界から戦争はなくなりません。
結局は、その戦いの記憶を癒やすことができるかどうかだと思うのです。
許すことで癒やすことができますが、
そんな簡単なことではないから、癒やされていないのが現状なのでしょう。
他人に対する憎しみや恨みより、自分の未来のことを考える、
誰もがそんな人生を選択できるようになって欲しいと思うのです。
自分の未来が輝いていたら、過去の暗闇に目を向ける必要もありませんよね。
心の勉強をしていたときに、ブロックなんて外す必要もない、と言われた根拠はそれでした。
前を向いたときに、過去のトラウマやブロックなどは、関係なくなるという理論でした。
でも、私はその難しさも知っています。
誰もがそれが出来ないからこそ苦しんでいるのです。
なら、少しでも過去を癒やして、戦う必要がないことが分かれば、
それこそ、まっすぐ未来を見つめることが出来ると思うのです。
私が戦いの記憶を癒せたように、許せたように、
それでも、事あるごとに浮かんでくるイメージは果てしないですが、
そのたびごとに、丸く光に包んでいくということを伝えていきたいのです。
その戦いも必要だったのですから。
ただ、もう今は必要ないのですから。
あなたは、どんな過去世の記憶を握りしめていますか?
そして、どんな未来を描いていますか?
過去世からくる今は要らなくなった感情を手放して、未来へ向かいましょう。
戦いの記憶は、もうこれからは要りません。
今日は、自分の大切な未来へ、ありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.608
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