今日で７月も終わり、明日から８月、
そして８月１日の獅子座新月です。
しし座のキーワードには「自信」という言葉があります。
明日の新月の一粒万倍日を前に、「本当の自信」とは何か、
少し考えてみましょう(*^_^*)
自信があるとは
自分を信じること、それが「自信」ですね。
自分は出来る、
自分は大丈夫だ、
そういつも思えているかどうか、
思えているということが「自信がある」という状態ですね。
でも、
自分の価値観を信じるということとは、ちょっと違います。
今日はその説明にトライしてみたいと思います(*^_^*)
自分は正しいということ
自分の価値観を信じるということは、
「自分は正しい」という「自信」があるということです。
「正しい」という感情が生まれる時は、
必ず何かに対して、相手が間違っていて、自分の方が正しいのだということなんですね。
自分の方が正しいのだという「自信がある」という時、
それは、自分自身を信じているのではなくて、自分の「価値観」を信じています。
そうなるとですよ、
価値観とは、人によって大きく違うわけです。
言ってみれば、１００人いれば、１００通りの価値観があります。
なので、自分が正しいと信じていても、
相手にとっては正しくないということが、普通に起こりえます。
相手にとっても「自分が正しい」ということを主張しているからです。
どちらも、「自分にとって」正しいか、間違っているかなんですね。
その価値観を相手に押し付けるということは、「自信がある」といっても、
相手にとっては、頑固としか映らないかもしれません。
「自分は正しいと信じること」これを他人に押し付ける時、
それは、本当の「自信」ではないと思うのです。
本当の自信とは
では、本当の自信とはどのようなものでしょうか。
本当の自信とは、根拠がないものでもあります。
少し前に、読んだ歌舞伎町ホストの帝王と言われるローランドさんの
「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」という本にあったのですが、
「説明できる好きって、本当の好きじゃないから」
この言葉に通じるものがあると思うのです。
なぜ好きなのか、考えても分からない、理由とかない、
なぜかそれが気になる、手に入れたい、大切に思う、
そんな「好き」こそ、本当の好きなのだという彼の持論です。
私は「好き」には理由がありました。
でも、理由のない「好き」もたくさんあることに気づいたんですね。
デザインの仕事をしていたので、他人の好みに合わせる必要も多々あります。
なんで、こんなものが好きなんだろうか〜という、私から見たらセンスの悪いものをこよなく愛する人もいてました。
一連のものは、ふわっと可愛い女性的な感じが好きなのだと理解できても、
「これも好きなん？！」という理解できないものも含まれていました。
多分、それがなぜ好きなのか、聞いても本人は説明できないでしょう。
それが「本当の好き」なものなんですね。
理由を必要とするのは、周りの人間です。
本人にとっては、理由なんて、どうでもいいのです。
実は「自信がある」ということも、同様なんですね。
なぜ自信があるのかと聞かれても、よくわからないけど、
なぜか自分にはできるという自信がある、
理由はわからないけど、自分は大丈夫という自信がある、
それが、本当の自信なのだと、私は思うんです。
自分がやってきたことだから、自分が正しいと思っているから、
そういった、価値観や経験に裏付けられた「自信」を必要としているのは、周りの人間なんですね。
本当に大切なのは、人に説明する必要もない、
自分は大丈夫だ、
自分にはできる、
という自信です。
それには、根拠や理由は必要ないんですね。
自分が自分でやりたいことを選び、自分の人生を自分で歩むための「自信」
それは、誰かに説明するためのものではないんです。
自分が本当はどうしたいのか、
どこに向かいたいのか、
自分をどれほど大切に思っているか、
自分の気持ちを最優先にしているか、
誰に説明するものでもなく、自分が自分のことをどれだけ理解しているか、ということでもあります。
「自分を信じる」というよりも、
「自分を信頼している」という言い方の方が、
「本当の自信」という感じですね。
あなたも、しっかりと、「本当の自信」をもってくださいね。
くれぐれも、自分の価値観を人に押し付けることを「自信」だと勘違いしないようにしてください。
今日は、自分の「本当の自信」にありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.566
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