あなたは、自分がどんな人間なのか、自分で知っていますか?
今の自分自身と、
本来の自分というものは違っていて、
さらに、理想の自分というものは、
もっと別にあるというのが普通です。
理想の自分になりたいと
頑張っても頑張ってもなかなかなれないのは、
理想の自分と、今現在の自分が
かけ離れているからなんですね。
まずは、
現在の自分というものをちゃんと分かってあげる、
そのうえで、
本来の自分を取り戻す、
そして、
理想の自分をつくっていく、
その順番が必要です(*^_^*)
今日は、そんなお話です。
本来の自分とは
今現在、あなたは何の悩みもなく平和に穏やかに豊かに生きてきているでしょうか。
悩みなんてなさそうですね〜と言われたら、
いやいやいやいや、ときっと言ってしまうと思います(≧∇≦)
自分勝手に、好き勝手に、何もかもやってこれている人は、
きっと私の文章に出会うことはないでしょうしね(;´∀`)
そういう人は、すでに今現在も「本来の自分」で生きています。
今現在の自分が、本来の自分と乖離していなくて、
理想の自分に向かって、コツコツとできることを積み重ねているところでしょう。
そんな感じで、
本来の自分を取り戻すことができたら、
日常の中に、後悔や罪悪感は一切なくなって、
基本的に悩むことがほとんどなくなります。
理想の望む未来に向かって、
どうしようか決めていくこと、
計画していくことは誰でもたくさんあります。
でもその時に、どうしたらいいのか分からなくて、悩んでしまって進めないという状態にはならないんですね。
よし!こうしよう!
という事を決めることができます。
今の現在の自分が、素の元々の、本来の自分だから、迷いがありません。
そういう人は、変わりたいという願望も持っていません。
むしろ、今が本来の自分なので、変わりたくないという願望はあるかもしれません。
それはまだ、周囲からの圧力に負けそうになっているということかもしれませんね。
本来の自分で生きることができているにもかかわらず、周囲や近い人がそれを心の中では羨ましくて、できないのでなんとか変えようとする、その図式はよくあります。
変わりたくない!という心の叫びはそんなところからもやってきます(*^_^*)
あなたは、本来の自分で生きることができていますか?
今現在の自分が、本来の自分だと言えるでしょうか?
今現在と本来の自分が真逆だったら
私も今では、結構日々好きなことだけして、
自由に暮らしていますが、
経済的にも十分かというと、まだまだ物欲もありますし、やりたいこともいっぱいあります(*^_^*)
なので、理想の自分にはまだまだですが、
ようやく本来の自分で生きることができています。
でも、私もここにくるまでは、
今の自分が嫌で、変わりたくて、
でもどう変わりたいのかも分からなくて、
闇雲に自分のなりたい理想だと思う人を真似たりして、
でもそうなれない自分にぶち当たって、
いつも、悩み多き乙女だったんですね。
なぜそんなことになると思いますか?
それは、そもそも今現在の自分がわかっていないのに、理想の自分になろうとしていたからなんですね。
今現在、本来の自分では生きることが出来ていないのに、そこにフタをしたまま理想の自分にはなれません。
理想の自分が、本来の自分とは逆の方向だったりもします。
むしろ、本来の自分が理想だったりすることがあります。
私の子供の時は、長女だったこともあり、勝ち気で責任感も強くて姉御肌でした。
何でも自分でやってみなければ納得できないし、どんなことでも知りたいと思っていました。
小中学時代は、学級委員などを常にしていて、
友だちに対しても偉そうでしたが(;´∀`)
いじめられている子や、登校拒否、障害のある友だちには、せっせと手を差し伸べていました。
(それがおせっかいでしかなかったということは、今は置いときます(;^ω^)
中学のときに、男子トイレで誰かがいじめられてると聞いて、怒鳴り込んだことがあるのですけど、我ながら正義の味方にも程があるよなぁ〜と思います。
純粋で素直で、言いたいことはその場ですぐに言っているような子供でした。
男の子にも決して負けていませんでした。
男に生まれたかったとも思っていましたしね。
でも、高校に入って状況はすっかり変わりました。
勉強はできたので、進学校に進んだのですが、
そこではみんなが正義の味方で、優秀で、すごい友だちばかりになりました。
そうすると、私は一気に落ちこぼれになったんですよね(;^ω^)
中学のレベルが低かったので、偏差値では進学校に行けたのですが、
他の学区からきた友だちが中学ですでに学んでいたことを学ばずに高校に上がっていたので、
実際の学力としては高校1年の最初から、いきなり下から数えたほうが早いぐらい、理解度が低い生徒、落ちこぼれになりました。
そうすると、勉強ができない自分を最初は責めるのですが、そのうちに開き直るんですよね。
子供の時から、人より秀でていたかったという思いが残っていたのかもしれません。
数学や物理などの学科で点数を取ることは諦めて、
他人より自分ができることが、美術や芸術方面だけだということに気づいたので、大学もそっちに進んだのでした。
自分語りが長くなりましたが、ようするに私は自分のことを
「男勝りでしっかりしていてて、常に一番になりたいと思っている頑張りやさん」
そう思っていたんですね。
いえ、そう思いたかったんです(;^ω^)
でも、今思えば、小学校の時から、自分で絵を描いては、その妄想の世界にひたることが大好きでしたし、
友だちが自分のことをどう思っているのか、すごく気にしていて、
誰かに優しくしないと優しくしてもらえないと思っていたこともあったんですね。
嫌なことがあったら、すごくいつまでもクヨクヨと諦めも悪いし、根に持つし、
基本ネガティブ思考で、ずっと自暴自棄だったような気がします。
まあそれは親との関係からそうだったのですが、
ともかく、10代の当時の本来の私は、
「女々しくて、人の言うことにすぐに影響されるような、びくびくした普通の女の子」
だったわけです。
自分が思いたかった自分の姿とは、むしろ真逆の感じだったかもしれません。
あなたは、どうだったでしょうか?
どんな子供でしたか?
若いときはどんな感じでしたか?
後から思い返せば、自分でも本来の自分がどんな自分だったのか、
あなたも分かるかもしれません。
他人へ見せていた建前の顔と、
一人になった時の素の自分、
同じでしたか?
それとも、違っていましたか?
もちろん、本来のあなたは「素の自分」の方ですよ(*^_^*)
なぜ、本来の自分が隠されていくのか
なぜ、そうして人は建前と本音を使い分けるようになっていくのでしょうか。
建前は、それこそ理想の自分をなんとか演じようとしていたり、
取り繕っていたり、飾っていたりするわけです。
本当の自分や、本音が言えなくなっていくのは、
他人の目を気にしていたり、怒られるのが怖かったり、
自分を出すことを我慢しているからなんですね。
本当はしたいんだけど、怒られる
本当はもっとやりたいことがあるんだけど、できなかったら嫌だし、人に変に思われるかも
本音を言えば角が立つ気がする
そういった行動する前に、自分で何か辞める理由を探し出して「我慢」してしまうんですね。
それが、続いていくうちに、それこそが当たり前だと思ってしまい、
自分のやりたいことも言わない、できない、
そんな自分が嫌になったり、責めたりしてしまうんですね。
自信がない、というのは、
本来の自分はどこかで出来ると思っているのに、できなかったらどうしようという状態です。
失敗や、できない場合の自分を受け入れることが、できないだけで、
行動しないことで「本当は出来る」「やればできる」を握りしめていたいということです。
自分が自信がないこと、
(心の奥ではできると思っている)
我慢していること、
(本当はしたいこと)
それを洗い出して、紐解いていくことで、本来の自分を見つけて取り戻していくことができます。
マインドコーチではそんな心の裏面を探っていきます。
そんな心の仕組みが分かってしまえば、自分でもできますが、
自分ではその重いフタを開ける勇気がない人も、たくさん見てきました。
あなたが、我慢してるのはそこですよ!
それは、あなたが決めて良いことですよ?
そんな感じですでに我慢していることさえ麻痺していたりするんですね。
そんな本来の自分を知らないまま、理想の未来を語っても、
本当に生きたい自分の人生ではなかったりしますからね。
理想の未来を想像して、ドキドキワクワクできていますか?
もし、理想の未来を考えようとしても、
「どうせ無理」という感情が出てくる人は、
まずは今現在の自分を理解してあげることから始めてください。
今の自分を分かってあげて、
本来の自分を取り戻して、
そこから、理想の自分をつくっていく、
その道を整えてあげるのも私の仕事です(*^_^*)
問い合わせフォームからどうぞ。
それが分かれば、後は自分の人生を自分で楽しんで歩いていくだけです。
今日は、今の自分にありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.589
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