父への愚痴

今日は、父の誕生日でした。

お祝いの電話だけ、しましたよ〜〜

これも、以前の私には考えられないことでした。

今日は、父への愚痴です

何度か書いてますが、私は父のことが許せなくて大嫌いを通り越して憎んでいました。

 

私のことを自分の所有物か何かとしか思っていない、
自分の思い通りにしようとしてきた、
そのせいで、私は自分の人生を歩んでこれなかった、
私の人生を返せ、
誰に対しても愛情が感じられない、
人を尊重するということ、思いやるということができない、
自分のおかげで家族が暮らせていると思っている、
早く家族に自分の介護をさせたいと思っている、

最低、尊敬できるところが何もない!

 

はー( ̄▽ ̄;)
書き出したらスッキリしますね。

 

もうね、心の勉強をしてから、
「父のことを許す自分」を許しましたからね。

 

全部その通りなんです。
別に父は今も昔も何も変わっていません。

私の思いも変わっていません。

 

ただ、憎み続ける「私」が、可哀想になったので、
「私」を許すことにしたんですね。

もう、いいやん私、と。

「父を許す私」に許可をしました。

 

すると、見えてきたんです。

父は、ちゃんと自分を大切にしているだけだという事が。

 

自分の思いに素直だし、
自分の思いが最優先だし、
自分の娘が大切なだけなので、自分の思う幸せでいて欲しい、だけなんですね。

 

そして、大切な娘に介護されたいわけですからね。
あれこれ世話を焼いてもらいたいわけです。

 

しかも、親の介護が出来る子供は、親孝行で幸せだと思っていますしね。

自分はしなかったくせにね。

 

自分の親の介護を全部、母に押し付けて、自分はゴルフ行ってましたから、私は父のことを軽蔑したのですけど、
おかげで、母のことを尊敬できたので、いいのでしょう。

私が祖父母の介護をさせられたわけではないのですから。

 

母は、自分をいじめてきた姑の介護も、何年も自分の時間を犠牲にしてやってきていましたが、

それも無理なら逃げることもできたはずなのに、
そんな人生を選んだのも母なんですからね。

 

父は、自分が正しいと思っているので、
人の意見は全く受け付けません。

笑うほど、3分も聞けません( ̄▽ ̄;)

 

今思うと、あそこまでコミュニケーション能力がなくて、よくやってこれたなぁと思いますが、
その父と別れない母も母だなぁと思っていました。

 

母は、父とも早くに寝室は分けていたし、
横暴で無茶苦茶な父に嫌気がさして、何日も何ヶ月も口を聞いていないとかもあったようです。

 

私が散々別れたらいいのにと言い続けても、あなたたちのために別れないとか言うので、

私のことを思うなら別れて欲しいと言っても、
別れても生活していけない、と言い、
我慢し続ける仮面夫婦を選んだのは、母自身です。

 

みんな、何かしら自分のメリットのために動いているのですからね。

 

父が母に熱烈に求婚して結婚したと聞いてましたが、私が子供の時からそんなに母を大切にしている感じはしませんでした。

 

今では、父も母のことを嫌っていると言うことを何年か前に本人に聞いてしまって、
それでも、一つ屋根の下で暮らしていく夫婦関係が、理解できませんでした。

 

100組の夫婦がいたら、100の関係があると言いますが、何が正しい、何が間違っているということはないんですね。

 

みんな、結局は自分のために生きています。

 

そして、他人を思いやれる心があれば、
その相手との信頼関係は築かれていきます。

 

私は、母に信頼してもらっていると思っていますし、もちろん母のことを尊敬しています。

 

父はと言うと、
母から見ても、父は私のことを何も信頼していないとのこと、
父の思う通りの生き方をしないので、信頼も何も、間違ったことばかりしているように見ているみたいです。

なので、もちろん私も父のことは一切信頼も期待もしていません。

 

ただ、自由に生きてきた人なんだなぁと、
今は思うのです。

 

私のことも大切に愛情いっぱいに
「しばりつけて」きたので( ̄▽ ̄;)

私は、辛かったし恨んでましたが、
そんな形の愛情だったことを理解することができました。

 

なので、今は気持ちだけありがたく受け取っています。

 

結婚するときに、いつでも嫌になったら戻ってこいよって( ̄▽ ̄;)
そんな娘の不幸を望むなんて!と恨みましたが、

「自分の娘」を自分のそばに置きたい父親の気持ちを誰もが持っていたとしても、
普通は言葉にせずに、幸せになれよと言うものですが、
父にはそういう他人の気持ちに配慮するということが、難しいようでした。

 

親戚の集まりでも、それ言ったらあかんやろを連発するので、呆れられていましたし、
最初はフォローしていた私達家族も、すっかり一緒になってあーあーという目を向けています。

 

そんな父も、もう85?ぐらい。

お父さん、誕生日おめでとう、
この先も自分の好きに生きてください。

 

我が父ながら、ある意味、幸せな人生を送っているなぁと思うのです。

 

あそこまで自分のことしか考えていない父のことが、羨ましくもあったのでしょうね。

 

でも、誰のことも大切にしてこなかった、自分しか大切にしてこなかった父は、
今は誰からも大切に思われていません。

でも、だからって何も思わないのでしょうから。

 

今日は、そんな父から私を守り続けてくれた母に、ありがとう(≧∇≦)

そして、ここまで長い愚痴を読んでくださったあなたに、心からありがとうございます(*^_^*)

#今日のありがとう vol.626

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