戦いの記憶を癒やしていく

人の歴史は、戦いの歴史でもあります。

広島や長崎に原爆が落とされたことで、ようやく日本も降伏し、戦争が終わりました。

今日はそんな戦いの記憶について私の思いを書いてみました。

戦いの記憶

世界のどこかでは、今も戦争状態のところはあります。

ですが、今、日本は憲法九条で戦争を放棄しています。

そんな平和な日本に生まれることができて、私は本当に幸せです。

 

そうして直接戦争を経験していないはずの私ですが、子供の時からすごい平和主義者でした。

戦争だけは絶対にいけない、
武力や、力で、解決してはいけない、

仕返しとか、報復とかは、誰かが止めないといけない、

そんなことを小学生で思っていました。

そして「はだしのゲン」の映画は怖くて見れなくて、体育館を飛び出したことを覚えています。

 

ほぼ、すべての人が、過去世に戦いの記憶を持っていると思うのです。

歴史を学んでいくときには、常に勢力争い、権力争いがあって、
どの勝った国がどの負けた国を乗っ取っていったかを覚えさせられましたよね。

 

日本史しかり、世界史しかり、世界を見ると多くは宗教戦争です。

それぞれが尊ぶ神のために、他の神を倒そうとしてきました。
これは、今もまだ続いています。

 

一握りの権力者や、力を持った人が、その利益のために戦争を仕掛け、
戦うのは一般の人たち、亡くなっていくのも、そんな末端の人達です。

戦争をすることで、私腹を肥やし、豊かになる人がいるわけです。

でも、それ以外の99%の人は、
そのための戦いに駆り出され、誰かを殺し、自らも傷ついてその生命を終えていきます。

 

今でこそ、こうして戦争を知らずに生涯を過ごすことができる時代ですが、

親、もしくは親の親は、戦争を経験してきているのですから、
過去世ともなれば、必ずと言っていいほど、「辛い戦いの記憶」を持っていることでしょう。

 

過去世を知る

魂は何度も生まれ変わって、そのテーマをあらたな命でも追い求めるという考え方を私は前提にしています。

 

なので、私にも、今生のすぐ前の前世がどれなのかは分かりませんが、たくさんの過去世があります。

 

その中でも、やはり印象が強いのは「戦いの記憶」です。

おそらく私は中世はヨーロッパにいて、男性で、馬上で常に戦っていた様です。

 

赤い空と、血にまみれた自分自身、疲れ果てて自分の人生を振り返りつつ意識が遠のいていく、そんな感じもあります。

 

夫だと思われる人との記憶も、そんな戦いの中で、狭い岩場の道を退却していくところでした。

私も甲冑というか武装していて、たくさんの兵隊と共に急いで逃げていく途中、
ふと足を止めた岩場の影が、洞窟になっていて、
そのなかに傷ついて横たわっていた騎士が、おそらく夫の過去世なんですね。

その時に白い大きな犬が守っていたのが、ゼファーだと思うのです。

 

私は何度か、守ってもらっていた相手だったようで、何とか助けようとしますが、助けられず、またいつの世か会いましょうと約束をした気がします。

「夢で逢いましょう」みたいな感じですけども(*^_^*)

 

また、私自身は子供はいないのですが、友達の赤ちゃんの世話の手伝いをしていたり、あやすことに抵抗がありません。

生まれてすぐの新生児でも、抱けてしまいます。

そうして、友人の赤ちゃんたちの相手をよくしてきました。

女性って、遺伝子に組み込まれてるのでしょうか、子供を抱くとちゃんと揺れます(;´∀`)

 

ただそうして他人の子供を抱くたびに、私の中にひとつの言葉が浮かんでくるんです。

「私は、もう子供はいいわ」

「もう」と言っても、今生では産んでもいないのに、そういう感覚なんですね。

 

田舎で夕日を見ながら、悲しみに暮れる年老いた女性、そんな過去世も見えるんです。

 

たくさんの子供を産み育てたけど、みんな戦争に行ってしまった。

そして、誰も帰ってこなかった、寂しい、悲しい、そんな思いで遠い夕日を眺めている、そんな記憶です。

 

「もう戦争はいらない」

そんな強い思いがあると思うのです。

 

だからこそ、この戦争のない時代、戦争をしない国を選んで、私はここに生まれてきたのでしょうね。

 

過去世を知る方法は色々とあります。

催眠、ヒプノセラピーなどもそうでしょう。

ブループリント、アガスティアの葉に書かれたもの、アカシックレコードにアクセスする、
チャネリング、守護霊様に教えてもらう、などなどでしょうか。

 

私の場合は、瞑想の中で見えてきたものです。

これはずっと、ただの想像、妄想だと思ってきました。

 

でも、子供を失った老女のイメージは、本当に子供というか若い時からあったんですね。

逃げ惑う夢は、子供のときにもよく見ていました。

いつも、同じ街なのです。
何度か見るうちに、その街の道も覚えていたほどです。

 

そして、ある時そういう「見える人」に言われたんですね。

あなた自分で分かってるじゃない、と。

 

ひとつのイメージが浮かんだ時に、何も考えずに先を追ってみます。

すると後なのか、先なのか、関連すると思われるイメージが浮かんできます。

それが、その頭に浮かぶイメージのすべてが、私の遠い記憶なのだと気づいたんですね。

 

そうして、その辛い記憶を癒やしていくということも、出来るようになったんです。

 

辛い過去世を癒やす

先に例で書いた私の過去世は、辛い感情ばかりでしたが、
もちろん「嬉しい」「楽しい」という感情、
「感動」というのでしょうか、
そんなものもあります。

 

デザインや、芸術的なことで、
なぜか涙が出る、すごく共感する、心にズン!とくるという感覚は、

おそらく過去世でも同じものを求めてきていて、今生でも出会えた瞬間だと思うんですね。

 

そんな楽しい過去世ばかり見えるといいのですが、そうはいかない、そうでもないものです。

 

そんなときは、その辛い過去世を癒やして、受け入れて、次へのエネルギーに変えていくことも必要になります。

なぜなら、どうしても、そこをクリアしようと、何度もその辛い思いを経験しようとして引き寄せてしまうからなんですね。

 

私は夢占いもするのですが、夢も過去世も、見るところは「感情」なんです。

ひとつのテーマを経験するため、使命を果たすために、毎回状況や登場人物は違います。

でも、そこから得たい感情というものは、ある程度一貫性があるんですね。

 

その経験や夢で、どんな感情を持ったのか、持とうとしたのか、ということなんです。

楽しみたい、という感情でも、
共感してだったり、身体を動かしてだったり、音楽として表現してだったり、

その人が過去に何を求めようとして出来なかったのか、
夢で何を求めようとしていたのか、

それが分かると、じゃあそうすればいいじゃないということになります。

 

辛い、悲しい思いは、もう必要ないんだよと癒やしていくんです。

そんな簡単にいくことは少ないですけども、
なぜその思いが手放せないのか、
なぜ辛い思いをずっと持ち続けようとするのかを私のセッションでは紐解いていきます。

 

その思いを癒やして、手放せた時、許せた時、

ひとつまた前に進めるということですね(*^_^*)

 

誰もがもつ「戦いの記憶」、

それには共通して

「もう戦いは終わったよ、もう戦わなくてもいいんだよ」

その言葉が必要なんですね。

 

あなたに必要な言葉、あなたの中に眠っている言葉は何でしょうか。

 

前に進みたい、と思う方や、
ご自身の過去世に興味がある方は、
どうぞ私に問い合わせしてくださいね(*^_^*)

問い合わせフォームからどうぞ。

 

今日は、未来に向かうための過去世にありがとう(*^_^*)

#今日のありがとう vol.576

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