相手の気持ちになって考えてみなさい、の罠

相手の気持ちになって考えてみなさい、の罠(;´∀`)

子供のときとかにも、よく言われませんでしたか?

価値観が違うと考えることは大きく違う

「相手の気持ちになって考えてみなさい」

これを真に受けてしまうと、相手に気持ちを確認するということをしなくなってしまうんですね。

 

相手の気持ちを「勝手に」想像してみましょうということですからね。

 

本当に人によって価値観は大きく違います。

何を優先するのか、
なぜそれを大切にするのか、
何のためにするのか、

そもそもの価値観が違うと、常識だと思っていることも大きく変わります。

 

こうすると嫌だろう、とか
これをすると喜ぶよね、とか

ものすごく違うということは、聞いてみて初めて分かることです。

 

世の中の誰もが喜ぶこと、嫌がることって、絶対にありませんから。

 

絶対に正しいと思っていることでも、
人や状況によって、驚くほど変わってきます。

 

それこそ「人殺し」なんて、人間最悪の罪だと思いますが、
いつの時代でも、戦争は無くならないのです。

 

本当のコミュニケーションとは

相手の気持ちを想像するというのは、コミュニケーションではありません。

一方通行なんですね。

 

コミュニケーションとは、相手との意思疎通があってこそ成り立つものです。

 

なので、言うなれば

「相手の気持ちを聞いてみましょう」

ということを子供の時から教えてあげれたらと思うんです。

 

どうして欲しいと思っているのか、
何が好きなのか、
何が嫌なのか、
どういうことを嬉しいと思うのか、

そもそも、どうしたいのか、

 

それが「相手を尊重する」ということです。

 

それを聞いてあげる、ということが優しさでもあります。

 

ついでに言うと、あなたも好みが変わったりするでしょう。

なので、一度コミュニケーションを取ったからといって、ずっと同じ関係が続くものでもありません。

 

その時、その瞬間に目の前にいる相手には、直接聞く、ということを心がけて下さいね。

 

直球ばかりでなくても、何かボールを投げてみる、

受け取ってもらえるか、受け取ってもらえないか、

相手の状況を判断して、次のボールを投げるかどうか決める、

それが、コミュニケーションです。

 

自分と身近な人の取扱説明書を作ろう

そういうコミュニケーションを続けていると、相手の取扱説明書が自ずとできてきますよね。

 

もちろん、ずっと同じままではなくて、常に更新は必要です。

でも、何も無いよりはある方が「相手の気持ちになって考える」こともできます。

 

そして、身近な人には、自分の取扱説明書を渡しておくことも大切なんですね。

紙に書けとは言いませんよ(;´∀`)

 

お土産だったら何が嬉しいのか、
「甘い食べ物」なのか、「お酒」なのか、「花束」なのか、いらないのか、

もらって困るものなんて、人によって本当に違います。

 

日常的に付き合いのある身近な人には、それを分かってもらっておくことで、
些細な気持ちのすれ違いもなくなりますし、無駄な心配もしなくてもよくなるんです。

 

そして、何より自分のことを理解してくれていると思える人が周りにいるだけで、人って心が安定するんですね。

 

落ち込んでいるときに、話を聞いてあげるだけでも元気が出たりするのは女性に多いですが、
逆に男性は、ひとりにしてほしいという人も多いです。

でも、男性でも話を聞いてほしい、もしくは違う話で紛らわせたいという人がいるから成り立っているお店もあるわけですからね。

 

また、自分の地雷についても、伝えておけるといいですね。

私は「虫」全般、すごく苦手なので、夫に助けてもらっています。
ここで、相手もまた虫が苦手だとしたら、それこそ殺虫剤なりご近所さんなり、対策が必要ですよね。

それを知らないと、助けてほしいという無理な期待をしなくてすみますよね、お互いに(;´∀`)

 

どんなことなら伝えておくほうがいいのか、伝えないほうがいいのか、
もちろんそんな事もあります。

もっと具体的に知りたい方は、また聞いてくださいね(*^_^*)
問い合わせフォームからどうぞ。

 

今日は、いつも私を理解してくれている夫にありがとう(*^_^*)

#今日のありがとう vol.614

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