楽な生き方って、あなたにとってはどんなイメージでしょうか。
私は夫と出会って、本当に生きることが楽になりました。
それは、自分と他人の境界線をはっきりさせたからかもしれません。
自分と他人の境界線とは、今日は、そんなことを書いてみました(*^_^*)
それは誰の感情なのか
あなたは、両親や子供、そんな家族や会社の人などから、相談事をされたり、相談事をしたりすることは多いでしょうか?
自分にとって影響力の強い人が、落ち込んでいたり、怒っていたりすると、
一緒になって落ち込んでしまったり、怒ってしまったりするかもしれません。
共感力が強いと、感情移入してしまい、自分の事ではないのに、その感情に取り込まれてしまうことがよくあります。
また、何とかなだめようとしたり、解決策を考えてあげたりするかもしれません。
若い時の私は、ものすごくおせっかいなタイプだったので、友達が落ち込んだり怒ったりしていたら、
一緒になって泣いて怒って、元気になれるように私も一生懸命になって考えていました。
別れて家に帰ってからも、こうした方がいいんじゃないか、今度会ったらこれは言った方がいい、とか
ひとりになってからでも、あれこれ考えて、
翌日などにその友達にアドバイスしたら、
「もうその話はいいねん」と言われてしまうことが、本当によくありました。
なぜそういうことになってしまうのか、当時は分かりませんでした。
心の勉強をした今なら分かるのですが、
本来、感情はその人自身のものなんですね。
自分と他人の感情の境界線は、そこにあるんです。
喜怒哀楽、その感情を味わうために、その人自身が、その出来事を引き寄せているといっても過言ではありません。
なので、その感情を本人がちゃんと感じ尽くせるか、ということが重要なんです。
その感情を受け入れず、誰かのせいにしたり、ふたをしたり、誤魔化そうとしたり、我慢してしまうと、心の中にしこりとして残っていきます。
そのしこりが、自分のための人生を歩んでいく時に、様々なブロックとなって立ちはだかっていってしまいます。
なので、その人の感情を奪い取ってしまってはいけないんです。
共感と同情の違い
共感してあげることで、特に女性は気持ちが落ち着いたり和らいだり、解決してしまったりします。
そうなんだねと聞いてあげるだけでよくて、
同情したり、自分も同じ気持ちになる必要はないんですね。
ましてや、誰かを悪者にする必要はどこにもありません。
共感とは、相手の気持ちに寄り添ってあげることです。
そう思っているんだね、だったり
◯◯が嫌だったんだ〜とオウム返しをしてあげたり、
相手の現状や感情を理解してあげることが「共感」です。
一方で女性がやってしまいがちなのが、同情や同意です。
私が昔一生懸命になっていたのは、同情なんですね。
「そりゃひどいね!(私だったらそんなことさせないのに)
「最悪だね〜(可哀想に)
と、相手に寄り添っているように見えて、実は自分が上位に立とうともしているんですね。
共感していても、相手の怒りや愚痴がおさまらないようであれば、そっと聞いてみるといいでしょう。
「私にできることはあるかな」と聞いて、
「どうしたらいいか、アドバイスがほしい」と言われたら、
あなた自身が思うことを伝えることはすればいいでしょう。
でも、「聞くだけしかできなくて、ごめんね」など、言うのも、
あなたがその感情を受け取ってしまわないようにするひとつの方法です。
男性と違って、特に女性に多いのは、話を聞いてもらって共感してもらうだけ満足する場合が多いんですね。
感情を吐き出すことで、それが解決となってしまうわけです。
男性はそうはいきません。
実際の解決策を得られるまで、悩みは続く場合が多いです。
女性は感情の生き物でもありますが、他人の感情まで取り入れてしまう必要はありません。
それが夫は徹底していたんですね。
私が怒りや愚痴をいくら言っても「へ〜〜」で終わってしまうので、
「聞いてるの?!」と怒っていました。
そんな時、夫は「相手の意見も聞いてみないとわからんもん」だったり、
「仕方ないやん!」と相手をコントロールしようとは、一切しませんでした。
相手の感情は相手のもの、そういう境界線がはっきりしているんです。
そうやって、自分と他人の感情の境界線が分かるようになると、
本人不在の無駄な想像で疲れたりすることもありません。
また、聞かれるまで自分の意見は言わない、ということも夫から学びました(;^ω^)
他人の感情に振り回されないためにも、自分と他人の感情の境界線はしっかりと意識しましょう。
今日は、自分と他人の境界線にありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.568
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