昨日の「正しいお墓参り」の記事には
たくさんの方にアクセスしてもらったみたいで、
ちょうどお盆ですしお伝え出来てよかったです(*^_^*)
わざと「正しい」という表現を使いましたが、
「正しい」「間違い」とは、人によって違います。
なので、ひとつの考え方として読んでもらえたらと思います(*^_^*)
今日は、そんな「正しい」「間違い」
価値観の戦いについて、私の思いを書いてみます。
自分が正しい!
恥ずかしながら、私、夫と結婚するまで、相手を尊重するということが全く分かっていませんでした。
父が、学校の先生で、自分の思う正しいことを教える仕事だったので、
家でも同じく自分がいつも一番正しいという教育でした。
今思えば、小・中・高校、どこでも「相手を尊重する」ということを学ばなかった気がします。
もちろん、私だけかもしれませんが(;´∀`)
全てに答えがあって、何が正しいのか、間違っているのか、常に決めさせられてきた気がするんですね。
テストなんて、まさしくそうです。
私は国語が得意だったのですが、まぁ国語ぐらいは、ゆるい回答もあったかもしれません。
でも、テストの答えとして、この解釈が正しいということが必ずあって、そうではない解釈は、三角だったりバツだったような気がします。
「この時、主人公は何を目的にしていたでしょう」という質問だとしたら、
確かに、その文章の前後に書いてあるような設問でした。
でも、色んな考え、受け取り方があってもいいと今では思います。
一律の正解、十把一絡げの大雑把な解釈、
(じゅっぱ、じゃないんですね、変換で出てきましたけど、じっぱひとからげ、と読むそうです)
正しいことを選ぶということ、
それが、相手にとって「正しい」だとしても、
それに気づくことはなく、
自分の判断の「正しい」を押し付けていました。
そこに「相手を尊重する」というものは、
どこにもなかったと思います。
「正しい」か「間違っている」か、
そして、父は自分が「間違っている」を決して認めない人でした。
逆ギレしたり、よく分からない言い訳になったりしていましたね。
それが、子供の私にとっては世界の全てだったのだと思います。
その「正しい」価値観を父以外の誰かに押し付ける事が出来るのが、「社会」だったんですね。
価値観は、人の数だけある
そうして、自分の価値観と違う人のことは、「あの人おかしい」とか「変わった人」扱いしてました(^◇^;)
今思えば、私が一番変わってたんですね〜〜
そんな私が「超変わった人」だと思った今の夫と出会い、価値観の違いを思い知らされることになります。
自分が正しいと思っていると、他人の価値観なんて受け入れられないものです。
なぜそうするの?!
なぜしないの?!
ありえない!!
そんなことばかりでしたが、夫は父とは違って話ができる人でした。
なぜそうするのか、
なぜしないのか、
それを聞いていくと、ちゃんと理由があって優先順位があります。
当たり前のことですが、当時の私にとっては自分の考えた判断が「正しい」と思っていたので、
それとは違う夫の「正しい」と思う理由を聞いて、最初は戸惑いました。
救いだったのは、私が
「そんなことも、ありかな」と思えたことでした。
夫は、私と意見が違っても、
俺はこうするけど、庸子はそうすればいいんじゃい、とどちらかに合わせようとしませんでした。
どちらかが「間違っている」と考えていた私は、二人とも意見を合わせないといけないと思っていたんですね。
どちらが正しいか、
そんな戦いをずっとしてきていたということです。
どちらも正しい、
自分の好きにすればいい、
相手の正しいと思うことを受け入れてみることの面白さも、同時に私は知ったのでした。
自分も別に間違いではないけども、相手の正しいと思うことを受け入れてみる、
そうすることで、初めて他人を尊重するということを覚えたのだと思います。
その時、自分の実家の方が「おかしい」「変わっている」のだと気づけたんですね(^◇^;)
ある意味、母はいつも父を尊重していたんです。
嫌々でしたけど(^◇^;)
尊重しないと怒り出すだけで、放っておくと何日も口をきかずにいたようです。
父が悪いとばかり思っていましたが、
理由を聞かない母も、同じく自分の「正しい」という枠から出ることがなかっただけなんですね。
母は、さすがにもう少し柔軟だったので、
夫と私の新しい生活、関係に慣れていってくれました。
父は、事あるごとに怒って抗議してきてましたけど(子供を作らないとか、会社勤めしないとか)
私達夫婦の選んだ生き方を母は、応援してくれていました。
どんな生き方をするか、
父にしろ、母にしろ、そして私にしろ、
相手に自分の価値観を押し付けてきましたが、
誰もが自由で、自分の価値観で生きて良い、それを夫が教えてくれました。
父も、そう思ったら幸せな生き方をしています。
自分の価値観が絶対に正しいと思い込んでいられる環境にあるんですからね。
母は、何かと我慢だらけですが、
今となっては身体が色々不自由になった事で、
自分のしたいことだけをしていられるようです。
そうして、私は自分も含めた誰かの価値観に縛られる事なく、自由に生きています(*^_^*)
時に夫の価値観と出会い、それも尊重して我が家のリズムができています。
あれもあり、
これもあり、
それもありだし、全て正解!
そんな生き方が出来るようになりました。
私の「戦い」が終わりました。
もう、誰かと戦わなくていい、
どちらが「正しい」かなんて、争わなくていい、
どちらも正しい、
それでいいんです(*^_^*)
今日は、「相手を尊重する」ということを教えてくれた夫にありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.578
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