未知との遭遇を楽しむ

あなたは、コンフォートゾーンという言葉を知っていますか?

快適な場所という意味ですが、
心理学的には、精神的に不安やストレスを感じない環境や状態のことを言います。

人は誰もコンフォートゾーンを持っています。

そのコンフォートゾーンは、広がっていったり、狭くなっていったり、移っていったりします。

それを自分から意識的にするか、他人から強制的にされるかで、人生の生き方が全然違ってきます。

コンフォートゾーンとは

さて、いきなり難しげな書き出しになってしまいましたが、
コンフォートゾーンとは、ある意味、平凡な日常と言う感じです。

いつもの自分がいて、
いつもと同じ道を通って、
よく知っている友達や、職場の人間関係だったり、
よく行くお店だったり、

そんな、今までに経験してきて、
行動に対する結果が想定できる環境、
そこから出ずに過ごすことを
自分のコンフォートゾーンの中にいる、という表現をします。

 

誰もが、普段はそこから出ることなく、
なんの疑問も持たない限り、
その中の価値観の中で快適に生活しています。

なので普段は、
誰でもコンフォートゾーンの外には出たがりません。

 

でも、スピリチュアル的に言うと、
人間は人生というゲームを楽しむために生まれてきているので、
無意識の部分では常に何か変化を求めています。

ですから、そのコンフォートゾーンも広げていこうとするんですね。

いきなりコンフォートゾーンの外に出ると、人は不快に感じて戻ろうとします。

なので、少しづつコンフォートゾーンを広げていくということが必要なんですね。

 

コンフォートゾーンが広がるとき

では、外的要因から、
他人から強制的にコンフォートゾーンを広げられることと、

内的要因、自分から意識的に広げていくこととは、
どれほど違うのでしょうか。

 

例えば、価値観の違う人が混ざったり、
転勤や引越しで知らない土地に行ったり、
日常とは違う環境に置かれたら、
どうでしょうか?

最初は戸惑ったり、辛かったり、面倒だったりしますが、
そのうちにその環境にも慣れていきますよね。

 

それは、外的要因とはいえ、
あなたのコンフォートゾーンが広がったということなんですね。

 

また、一人で旅行とか行ったことがないのに、
どうしても行きたいコンサートが東京でしかないとします。

今住んでいるところから、
交通手段を調べて、例えば新幹線のチケットを取ったり、
知らない土地での電車の乗り換え、
初めてのコンサートホール、
そんなたくさんのチャレンジをしてコンサートに行くことができたとします。

 

それは、自らの手で一気にコンフォートゾーンを広げたということなんですね。

 

そんな感じで、自分が望む未来を手に入れるためには、
コンフォートゾーンを広げようとチャレンジすることもあるでしょう。

それは、最高の経験となって、
次は海外にもチャレンジするかもしれませんよね。

 

そんな風にコンフォートゾーンは、外的要因でも広がりますし、
自分で意識的にも広げることができます。

大きく違うのは、楽しいと思えるか、ということなんですね。

 

コンフォートゾーンの外に出るということ

コンフォートゾーンは、結果的に広がったとしても、広げようとする時はコンフォートゾーンの外にいったん出ることになります。

未知との遭遇をする瞬間があるんですね。

 

楽しい目的のためなら、先ほどのコンサートの例のようにパーンと飛び越えることができたりします。

用意周到に、石橋を叩いて準備する人もいるでしょう。

それでも、その先に行きたい気持ちが勝てば、
コンフォートゾーンの壁は無くなっていくんですね。

そして、どんどん広がります(*^_^*)

 

でも、ネガティブな要因からでも、コンフォートゾーンを抜け出したいという場合もあります。

今の自分が嫌だとか、
逃げ出したいとか、

そんな時も今いるコンフォートゾーンを出なければ変われないんですね。

でも、だって、と普通はそれを拒んでしまいます。

それを顕在意識の部分で、
やったことない、
わからない、
怖い、とブレーキを踏むんですね。

 

でも、たいていのことは他の人がやっていることです。

誰もやっていないことに挑戦することなんて、それこそ世界でも限られたチャレンジャーがすることですよね。

 

自分がコンフォートゾーンの壁を作っているんですね。

なんだ、自分で壁を作っているだけだと気付くことができたら、簡単に外に出ることもできませんか?

 

面白がってみる、ということなんですね。

外的要因からであっても、
ネガティブな思いからであっても、
コンフォートゾーンをでるということは、誰でも怖いです。
知らない世界ですから。

 

それを楽しいものにするには、意識的に面白がってみるということが効果的なんです。

 

違う価値観の人に出会ったとしたら、
えーーーー!ないわ〜〜と思わずに、

それがありなんだ!
そんなことしちゃうんだ〜〜と、面白がってみてください。

 

その価値観の人にとっては、それが当たり前なんですからね。

 

その時に、ぜひ、なぜそれをしたのかも聞いてみてください。
だいたいあなたが思いもよらない基準があって、そっちを優先するからそうなるのか、と納得出来ると思います。

 

人の価値観、優先順位は、それこそ未知との遭遇です。

いつものコンフォートゾーンには、ない価値観であったりします。

 

引っ越しとか、転職とか、新しい環境もそうですね。
不安ばかり抱えていたら、どんどん苦しくなってストレスを貯め込むことになります。

新しいところの見知らぬものに興味を持って楽しんでみることを意識的にしてください。

 

面白がってみてください。

こんなのがある?!
こんなことしてる?!

コンフォートゾーンが広がっていく時に、ストレスばかりになるのは、受け入れようとしないからでもあるんですね。

 

知らない世界の、新しい価値観を受け入れてみること、
聞いてみることが一番早いです。

聞けない時は、少し観察してみてください。

 

無理矢理、新しい環境に慣らしていくことは、誰だってストレスですが、
面白がって、そして理解していくことで、
そこが、新しいあなたのコンフォートゾーンになっていきます。

 

いやでも、やっぱり、と抵抗すればするほど、ストレス度合いを高めているのも自分です。

 

あなたも、いつもと違うことを楽しんでみてくださいね(*^_^*)

 

自分で意識的にコンフォートゾーンを広げていくと、本当に楽しいですよ。

人生は楽しむためにあるんですから。

 

今日は、楽しい未知の世界にありがとう(*^_^*)

#今日のありがとう vol.539

 

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